200超層の膜で熱線をコントロール。透明フィルムが、空調効果を上げ、飛散防止を実現します。

各種テクニカルサポート

熱割れ計算

「熱割れ」が発生する可能性を物件ごとに推定します。Nano 80S、Nano 90Sは日射吸収率を大幅に軽減し、熱割れの懸念を低減しました。(3M社熱線吸収タイプ比べ)

とくにNano 90Sは透明飛散防止フィルムとほぼ同等に大半の物件でご検討いただけます。

※ガラスの熱割れはフィルムの吸収率以外の要因もございますので、必ず熱割れ計算は実施してご確認ください。

熱割れ計算での施工可能確率(OK率)

熱線吸収スモーク濃色タイプ 32%
Nano 80S 82%
Nano 90S 94%
透明飛散防止フィルム 95%

※3M社で過去に実施した約1万件の熱割れ計算の条件で計算し、施工可能(OK)となった物件の比率です。

省エネシミュレーション

一般に夏季だけでなく冬季でさえ窓際ベリメーターゾーンでは日射による不快な暑さを感じるため、空調温度を低く設定しなければいけません。

そのため奥にいる人達は、寒さによる不快感を憶えます。このように空調設定だけではオフィス全体を快適な空間にすることが困難で、カーテンやブラインドは暗くなり外の景色も見えずヒビルの外観も損ないます。

しかし、近赤外線域を選択的にカットするマルチレーヤー Nanoシリーズを貼ると、窓際ベリメーターゾーンの温度を低減し、眺望・外観も維持したまま、電力消費を抑えCO2の排出削減に効果を発揮します。

開口部受熱量(月ごと)

マルチレイヤー NanoシリーズのCO2排出削減効果

CO2排出削減効果(東面:997、南面:872、西面:997) 2,866KgCO2
省エネ効果 71,814MJ
消費電力削減量 7,960kWh

※空調電力削減分を原単価にて換算(1kWhあたり0.36kgCO2)

省エネ効果換算金額(年間=15円/kWhとして)

計算条件
窓部面積:300㎡(東100㎡、南100㎡、西100㎡)
ガラス:フロート板ガラス6mm
貼付フィルム:Nano 70S
日射量算出地域:東京 ※保証値ではありません。


快適性シミュレーション

快適性シミュレーション

快適と感じる人の割合をシミュレーションソフトによって算出します。

右の例のシミュレーションで、Nano70Sを貼った場合と、ガラスのみの場合を比較してみると、ガラスのみの場合は窓ガラスから4m入ったところでも半数以上の人が暑いと感じ、Nano70Sを貼った場合は、窓のすぐそばで70%以上の人が快適だと感じることが分かります。


サンプル施工と温度測定

実際に窓の一部にフィルムを貼って、温度を測定、比較します。

Nano70Sが熱線である赤外線、とくに近赤外線を選択的にカットし、窓際のベリメーターゾーンの床や壁の温度を下げることが確認でき、室内の温度環境を均一化し、空調温度を高く設定することができます。

電力消費を抑えCO2の排出削減に効果を発揮します。

計算条件
ガラス厚:フロート10mm
測定日:2007/5/8(晴れ時々曇り)
測定場所:神奈川県相模原市
最高気温:25.9℃ / 最低気温:15.3℃ / 窓際20cm


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